2006年03月31日
Flex2がBeta2になっていろいろな変更があって遅れていたS2Flex2のFlex2 Beta2対応をリリースしました。
Beta2対応としてリリースしたのは、Exampleとswc(接続用コンポーネント)です。
- mxmlのタグコンポーネントを入れ替えました。(FlexBuilder2 Beta2でコンパイルしたもの)
- サンプルのmxmlをFlex Builder 2Beta2対応でコンパイルできるように修正しました。
- 名前空間の変更
- sourceディレクトリの適用
- メソッド/プロパティ名称変更対応
あわせて、exampleでも使用している、s2flex2_swcのBeta2a(Flex2 Beta2対応)をリリースいたしました。
- Flex Builder Beta2で再度コンパイルしなおしました。
- sourceディレクトリを設定しなおし、antなしでもコンパイルできるようにしました。
- AMF0関連のクラスを削除しました。(SimpleAMF/AMF0Connection)
修正より環境構築と確認に時間がかかってしまいました。
Flex2がBeta2になってこれまで作っていたものは、すべて何かしらの修正が入ることになると思います。
現に、Flex2_exampleで最後に作成したsampleはState,DataGridなどいろいろ引っかかってあのタイミングで作らなくても..とも思ってしまいました。
つぎはずーと延ばしているドキュメントを少しずつ書いてアップしたいと思います。
すぐにBeta3がでたらと(妄想すると)思うとこわいですけど(^_^;)
S2Flex2
http://s2flex2.sandbox.seasar.org/ja/
2006年03月24日
以前のエントリーでJavaプロジェクトをFlexプロジェクトの要素を加える方法を紹介いたしました。
そのときはswfコンパイル時に必要なhtml-templateが生成されず手動で別のプロジェクトからコピーしていました。
なにか方法はないものかと思っていたところ、Beta2のKnown Issueに対応方法が書かれていました。
プロジェクトを選択してFlexNature ->Add to Flex project natureを選択します。
この時点では、Flex関連の設定画面が表示されるようになりますが、新しいhtml-templateはコピーされません。
mxmlをコンパイルするときにエラーになってしまいます。
そこでproject->Propertiesで設定画面を表示して、Flex Compilerを選択します。
HTMLWrapperの"Generate HTML wrapper file"のチェックをはずしてApplyボタンをクリックします。
その後もう一度"Generate HTML wrapper file"のチェックをつけてApplyボタンをクリックします。
そうするとhtml-templateが生成されます。
これでJavaプロジェクト + Flex プロジェクトにすることができます。
今となってはもうわからないのですが、もしかするとAlpha1,Beta1の頃からこの対応方法でできていたのかもしれません。
Flex2 Known Issue
Project_definitionに書かれていました。
http://labs.macromedia.com/wiki/index.php/Flex:Known_Issues#Project_definition
既存のプロジェクトにFlexProjectを追加する。
http://www.noridon.net/weblogs/archives/2006/02/flexproject.html
Flex2入門記 - 2
ひがさんのblog
Flex + Tomcat プロジェクトにするには。
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20060208#1139383240
Flex2 Beta2をこれまでFlex2 Beta1をインストールしていたEclipseに再度設定しました。
Pluginやfeature,設定などを&qout;zorn&qout;からはじまるものを探して削除し
先にStandAlone版でインストールされたupdateSite(C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 2 Beta 2\zorn.update.site)をlocal Siteに指定してインストールします。
おおむねうまく移行できたのですが、一点どうしてもわからないのがありました。
Linked Resourcesで指定されるFRAMEWORKSのパスです。
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2006年03月23日
Flex2 ベータ2をインストールして、これまで作成していたものの移行を始めました。
まだあまり触れていないのですが、移行したときに感じた雑感を書いてみます。
まずはmxmlのnamespace。
これまでは、http://www.macromedia.com/2005/mxmlだったのがついにadobe(!)になりました。
http://www.adobe.com/2006/mxmlです。これでmxmlファイルはすべて変更対象となりました。(ToT)/~~~
その他、いいこと、めんどーなことなど多くの変更点があるようです。
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2006年03月22日
3/19にS2Flex2 Beta3に対応したexampleをリリースしました。
・同梱しているS2Containerを2.3.7に変更
・同梱しているS2Flex2をBeta3に変更
・複数プロパティのデータ取得および一覧画面exampleの追加
・Stateを使って一覧と詳細画面を変更するようにしました。
・データ取得後にロジックでセットせずにBindingを使うようにしました。
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2006年03月21日
Flex2がBeta2になっていました。Adobe Labsよりダウンロードできるようになっています。
Adobe LabsのトップページはまだBeta1(2006/3/21 AM時点)なのですが、DownloadのページからFlex Buillder2.0 Betaを選択するとBeta2のダウンロードが出来るようになっています。
これまでFlex Enterprise Services2(FES2)と呼ばれていたプロダクトがFlex Data Services 2.0になったり、Coldfusion用の機能拡張が用意されたりしています。
まだ試していないのですが、Alpha1 からBeta1になった時に大きくAPIなどが変更になったので今回もこれまでのものが動かなくなるような予感もあります。
進化のスピードが速いのはいいのですが、ついていけてないかも。
※S2Flex2Beta2/Beta3は Flex2のBeta1対応です。
Beta2対応はこれからします。
[追記]
Adobe labsのトップページも更新されてBeta2になっていました。
Flex Ajax Bridgeや ColdFusion/Flex Connectivityも更新されているようですね。
Download new Flex 2.0 Beta 2 - yes Beta 2 is here!
http://www.flexdaddy.info/2006/03/21/download-new-flex-20-beta-2-yes-beta-2-is-here/
IFBINに単体で購入できる新規のプロダクトがでていました。
ActionScript3だけで実装されたソリティアだそうです。
IFBIN単体購入第2弾?です。
以前はFlashVNCを50$で単体購入できるようになっていました。
今回のソリティアも50$での提供とのことです。
ソリティアだけでなく、内部で利用しているcardエンジンはモジュール化されているので他のカードゲームにも応用が可能になるように設計されているらしいです。
FlashVNも買えていないので今回はスキップしようかなと思ったのですが、
skin適用が可能になっていたり(いまだよくわからないのです。)DisplayList APIなど気になるものが結構ありました。
ソリティアなんて...と思いながら、公開されているソリティアで動作確認すること30分。なぜかムキになって遊んでしまいました。
画像?の出来はあんまりでしたが、よく出来ていると思います。
今日の欲しいもの:
・Flex2で使えるskin
・Flex2でのSkinの作り方を公開しているサイト
・スキンを作成できるデザイン力...
ActionScript 3 Solitaire
http://www.darronschall.com/weblog/archives/000197.cfm
Flex 2 - ActionScript 3 Klondike by Darron Schall
http://www.ifbin.com/news/2006/03/flex-2-actionscript-3-klondike-by.html
2006年03月19日
S2Flex2本体についてBeta3をリリースいたしました。
- J2SDK5.0依存していた部分を変更してj2sdk1.4対応にしました。
- JavaからFlex側にレスポンスを返すときに受け取れないケースがあったのを修正しました。
先日Beta2をリリースしたばかりなのですが、ありがたいことにリリースをアナウンスする前にフィードバックを頂いたりresourceファイルに不備があったりしたのですぐにリリースにすることになりました。
まずはS2Flex2本体をリリースしたので次はExampleにも反映してリリースする予定です。
S2Flex2
http://s2flex2.sandbox.seasar.org/ja/index.html
2006年03月15日
S2Flex2のBeta2を本日リリースしました。
変更内容は以下の通りです。
- GatewayをAMF3ベースの実装にしました。
- サンプルを追加しました。
Beta2では、開発記(7)のエントリーでもすこし触れていますが、AMFGatewayがAMF3ベースのものになっています。
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2006年03月12日
Flex2.0になってからFlashMX2004くらいから使われていたthemeである"Halo"が変更になっています。
helpやlivedocsをみると、Halo Aeonと書かれていました。
これまでのThemeは"Halo Classic"としてFramework以下の
themes/haloclassic.swcに保存されています。
C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 2 Beta 1\Flex Framework 2\frameworks\themes
これはパブリックベータになってから追加されているようです。
themeの適用ですが、これまでFlex1.5ではApplicationタグで指定していました。
<mx:Application theme="xxx.swc" >
Flex2.0からは、コンパイル時に指定するようです。
./mxmlc -theme theme\haloclassic.swc
コンパイル時に指定することで、プロジェクト単位で同じThemeを適用することができます。
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最近YouTubeというビデオ共有?サイトを知りました。
Flickrのビデオ版のようなもののようで、自由に自分の撮影したビデオをアップして共有することができます。
このサイトにあるREST APIを利用したFlex2アプリケーション(fTube)がありました。
ビデオの一覧からタイトルを選択するとビデオをみることができます。
このサイトのビデオはflv(FlashVideo)で配信しているようなので、Flex2アプリケーションでもVideoDisplayコンポーネントなんかと組み合わせれば以外と?簡単に作れるかもしれません。
またAdobe Labsにある、ActionScript3 APIをみてみると 、FlickrやFlex UnitとならんでYouTube APIというのがありました。
詳細はまだみていないのですが、このAPIを使えば、自分でYouTubeアプリケーションを作れそうです。
企業向けのアプリケーションだけでなく、既存にあるWebServiceを利用してYahoo! WidgetやMacOSXのDashBoardなどのWidgetのようなちょっとしたアプリケーション行くと楽しそうだと思いました。
fTube: the YouTube player
http://mannu.livejournal.com/326881.html
ActionScript 3.0 libraries (Adobe labs)
http://labs.macromedia.com/wiki/index.php/ActionScript_3:resources:apis:libraries#YouTube
Actionscript 3 YouTube API
http://weblogs.macromedia.com/as_libraries/docs/youtube/
YouTubeにビデオのダウンロードリンクを追加するGreasemonkeyスクリプト(Going My Way)
http://kengo.preston-net.com/archives/002480.shtml
2006年03月09日
現在s2flex2はBeta1で、AMF0のgatewayとして実装されています。
何度かエントリーにも書いていますがAMF0接続だと、Gatewayを通じてサーバから返ってくるオブジェクトは、型情報が失われてObject型になってしまいます。
AMF0でなんとか型情報を保持する方法を模索していたのですが、先週s2flex2のコミッタになったarkwさんがはやくもAMF3のgatewayを実装してくれました\(^o^)/。
AMF3のgatewayに対して、S2Componentタグ(AMF3版)で接続すると
サーバから返されるObjectがちゃんと型情報を保持してくれるようになります。
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2006年03月06日
S2Componentタグは、これまでのFlashRemotingやFlex1.5で利用していたAMF0での接続を行うものです。
サーバから返って来たObjectはObject型クラスになる。
AsyncTokenを受け取ることができない。
などの制限はありますが、これまでFlashやFlex1.5などで使っていたロジックをFlex2アプリケーションから呼び出して連携させることができます。
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2006年03月03日
S2Flex2のBeta1に対応した、MXMLタグライブラリ(S2flex_swc)のBeta1をリリースいたしました。
以下からdownloadすることができます。
http://s2flex2.sandbox.seasar.org/
このリリースでは、
1.AMFGateway(S2flex2)に接続およびデータの送受信
2.gatewayのURLをFlex-compilerで指定した/flex-enterprise-services.xmlより取得
を行うことができます。
バイナリは既にS2Flex2_exampleに含まれており足し算サンプルで使用しています。
でも..
Gatewayを通じてサーバから返ってくるオブジェクトは、型情報が失われてObject型になってしまいます。
また接続したときに、通常返ってくるであろうAsyncTokenも返す形にはなっていません。
上記2点は2月の間調べていましたが、まだわかりませんでした。
一点目の型情報が失われてしまうのは、AMF3接続だと問題なくカスタムクラスにマッピングされるのですが、AMF0だと受け取った際にObject型になってしまいます。
S2Flex2のgatewayも近いうちにAMF3ベースになっていくことになります。
AMF3のgatewayにはRemoteObjectタグを使って接続できます。
s2flex2_swcに含まれているS2Componentタグはそのうち不要になるとは思いますが、3月になったことだし、現在の状態をリリースしておきます。
作成したクラスについてnamespaceを割り当てるmxmlコンパイラで--services=xxで指定されたデータを取得する。antをつかってcompcを実行してswc化する
なんかは今後のライブラリ作成に役に立てることができそうです。