2006年07月29日
Flex2ではコンパイル時に-localeオプションを指定して文字列や画像を含むresourceリンクを決定します。
Flex Builder 2ではこのlocaleをプロジェクト作成時に決めているようです。
Flexプロジェクトを新規に作成すると、Flex Compiler オプションの項目に自動的に
-locale en_US
と入っていると思います。
Beta2の頃からこのLocalizeの仕組みが追加されたのですが 、複数Locale対応のコンテンツを作成するときには、Localeの数だけmxmlcを実行するというものでした。
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2006年07月28日
S2Flex2は現在リリースしているのはBeta6になっています。
Beta6リリース後に、blogのコメントやFlex2勉強会、飲み会などなどでいただいた問題点などを少しまとめてみたいと思います。
- サービスクラスに対してaspectが効かない
- Sessionからデータを取得する際にサービス間で共有することができない
- 名前が無機質 (s2flex2)
- S2Flex2-componentsでManifest.xmlで書かれている内容と配布されているソースコードが不一致
- sampleがつまらない
- diconファイルをincludeするとコンポーネントを呼び出すことができない
- S2FlexServiceコンポーネントで複数パラメータを渡すことができない
まだいくつかありますが、現在コミットされているものはだいぶ改善されリリース準備に入っています。リリース時に必要な検証と作業が追いついていないというのが現状です...
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2006年07月26日
少し前ですが、Flex Builder 2用のPluginが新規に登場していました。
EclipseのJDT(Eclipse Java Development Tools)ではおなじみのTODOやFIXMEを表示するというものです。
ASファイルでは以下のように記述します。
//TODO hogehoge(コメントのあとスペースなし)
//FIXME hogehoge
// TODO hogehoge(コメントのあとスペースあり)
// FIXME hogehoge
などと書くと、TaskViewに記述した内容(上記でいえばhogehoge)が一覧表示され、クリックすると該当のところにジャンプすることができます。
あとで修正する予定の実験コードを書いたときなど便利です。
TaskViewが表示されていないときにはWindow -> Other View ->Basic ->Taskを選択すると表示できます。
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Flash media Server 2やFlex Data Services 2などで使われている、RTMPを実装したオープンソース Flash ServerのRed 5が0.5になっていました。
0.41からの変更点は以下で確認できます。
http://www.osflash.org/red5/05final
StreamまわりやRTMPMessageまわりなどをリファクタリングしているようです。
RTMPTConnetionやRTMPTServletなども更新されていました。
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2006年07月23日
Flex2.0は現在英語版だけがリリースされているので(日本語版はもう少し先ですね。)ドキュメントも英語のものが多いです。
そんななかmxmlcの使い方やコンパイルオプションについて日本語で解説しているエントリーがありました。
基本的な使い方や、コンパイルオプションについて一つ一つわかりやすく説明されています。
リリース時には気にしないといけないこともいっぱいあると思いますので必見です。
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Flex Data Services 2(FDS2)のhotfixがでていました。
patch用のzipをdownloadして解凍したものをWebアプリケーション単位に以下のディレクトリに配置すればよいようです。
application_dir/WEB-INF/flex/hotfix/
※application_dirはflex applicationのパスです。アプリケーション単位で配置します。
hotfix自体は以下のページからdownloadできます。
■Flex Data Services 2: Flash Player incorrectly redirects to the Adobe Download
http://www.adobe.com/go/c5b25893
こちらのエントリーで紹介されていたときにいまいちピンとこなかったので、ちょと試してみました。
でも、あとで上条さんのblogで日本語の解説がされていたので、ちょっと先走りすぎたかなと思いました。
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Flex User Groupの第7回 勉強会が7月27日(木)に大崎で行われる予定です。くわしくはこちら
今回の勉強会は「1から始めるFlex2」と題してハンズオン形式で1からサンプルアプリケーションを作成するといった内容です。
また、質疑応答のコーナーもあるので、これから始める人、始めたばかりの人でも気軽に参加できると思います。
■Flex User Group
http://www.fxug.net/
■Flex2勉強会第7回参加受付
7/27 大崎 PM7:00 - PM9:00すぎまでの予定です。
http://www.fxug.net/modules/pukiwiki/?Flex2%CA%D9%B6%AF%B2%F1%C2%E87%B2%F3%BB%B2%B2%C3%BC%F5%C9%D5
以前のAMFとPHPについてのエントリーでS2Flex2用のServiceBrowserが欲しいなといったところ、arkw さんがすぐに作ってくれました。
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2006年07月18日
"The Faces of Flex!"というタイトルのエントリーをみて、条件反射的に既存のWebApplication(struts,JSFなど)をFlex2のユーザインターフェースに置き換える?ようなつもりで見ていました。
リンク先をみてびっくり。ほんとにFace(顔)でした\(◎o◎)/!
Flex関連のblogなどでよく聞くお世話になっている方々の名前と写真ががいっぱいありました。
8/1にある、Adobe Flex Developers' Nightにはこのページにのっている、Jamesさんが来日するそうです。
The Faces of Flex
もっと英語を勉強しよう..勝手に思い込むのはやめよう..
http://www.cflex.net/FacesOfFlex/
Adobe Flex Developers' Night
8/1 品川インターシティホールにて開催!
https://luna.ricerco.net/Adobe/Flexnight/index.html
2006年07月17日
Flex2.0とサーバ連携の方法について調べると、AMFPHPとの連携について書かれたエントリーを多く見る気がします。
AMFPHPは、Flex2.0から導入されたAMF3に対応していないのでAMF0でのEncode指定で接続します。
var connection:NetConnection = new NetConnection();
connection.objectEncoding=ObjectEncoding.AMF0;
livedocs: ObjectEncoding
http://livedocs.macromedia.com/flex/2/langref/flash/net/ObjectEncoding.html
livedocs: NetConnection
http://livedocs.macromedia.com/flex/2/langref/flash/net/NetConnection.html
Flex2がアルファだったころにAMF通信の例をはじめてみたのもAMFPHPとの接続でした。
またRemoteObjectに似たようなコンポーネントを作ってCairngormのサンプルとしてソース公開されていたのもAMFPHPでした。
そしてBetaの頃、AMF0についてあちこち検索してヒットするものは、PHP(AMFPHP)ばかりだったように思います。
FDS2は1CPUで単体アプリケーションであればExpress版を利用することで無料で利用することができますが、個人ベースでレンタルサーバを使う場合などは、Javaが使える方が少ないので、難しい部分があります。
その点PHPはjavaよりはレンタルサーバで利用できる割合が多いように思いますので、そのまま実行するにはお手軽かもしれません。
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2006年07月14日
Adobeがオープンソースとして公開しているライブラリであるOpen source Actionscript librariesを使ったアプリケーションが公開されています。
TagTV - Flex RIA for viewing/saving photos and video.
http://www.onflex.org/TagTV/
youtube,FlickrのAPIを使ってビデオ・写真をtag検索して表示します。
設定画面も用意されていて、検索結果で気に入ったものをブックマークしたり、履歴を参照することもできます。
ソースコードがついているので、サンプルとしてもいいと思います。
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2006年07月13日
Adobe Labsで公開されている、ActionScriptのライブラリであるOpen source Actionscript librariesが更新されたようです。
Mike Chambersさんのblogによると変更点は
英語版としてリリースされているFlex2とFlex Builder 2で動くようにしたとの事。
corelibだけでなく、FlexUnitも更新されているようなので要チェックです。
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2006年07月10日
MacOSネタです。^_^;
Flex2.0 がリリースされましたが、MacOS X版の Flex Builder 2はまだ出荷されていません。
Flex Builder2はDreamWeaverベースからEclipseベースのpluginとして生まれ変わりましたが、その中でAdobeのソフトらしさを出すためにいろいろチューンナップしていると推測します。
PluginのなかでNativeLibraryを呼んでいるのもそのひとつだと思います。そのためEclipseベースであってもLinuxやMacOS Xでは動きません。
Mac版のリリースはFlex teamのblogにFAQとしてエントリーがありました。
正式リリースまで半年くらいありそうです。
Beta版までは、windows版のpluginを無理矢理いれて動かしたりしていましたが、ここでFlex Builder 2を使わない開発環境について試してみた方がよいかと思い、自分なりに考えてみました。
- Eclipse + Flex SDK2.0 + ant+ XMLエディタ
- Flex SDK2.0 + vim + ant
- XCode +Flex SDK2.0
3つの方法のうち 各所にかかれていた、Flex SDKとXCodeを使ったFlex開発環境を作ってみました。
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Flex Derbyにエントリーされたプログラムの中で、DaoFlexというコードGeneratorがありました。
Javaのコード中にdoclet用のmetaタグを埋め込むことで、FDS2用のコードやDTO,Daoなどの生成ができるというもの。
FDS2で使用する定義(flex-data-services.xml)なども生成することができるそうです。
JavaからFDS2用のコードを生成するもので、ライセンスは、GPLとのことです。
10分くらいのプレゼンテーションが用意されていて実際にデモもしているので、それを見れば概要やできることはわかると思います。
DaoFlex
コードジェネレーション for Flex2 (FDS2)
http://derby.faratasystems.com/fxReporter/demo/derby.html
2006年07月08日
Adobe Labsにある、ActionScript 3.0 Libraries で公開されているYouTubeのAPIを使ってみました。
まずはYouTubeのアカウントが必要とのことなのでこちらのページを参考にアカウントをとって、作成開始です。
Flex Builder 2で新規にプロジェクトを作成して、ActionScript 3.0 Libraries にあるcorelibと YouTubeをダウンロードしてswcをライブラリパスにつなげます。
(プロジェクトを右クリック ->Properties-> Flex Build Path -> Library Path-> Add SWC..で追加しました。)
その後mxml内でYoutubeServiceを使ってみたところ、イベントハンドラの設定でコンパイラにエラーを指摘されてしまいました。
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2006年07月07日
flex2.0のリリースとともに立ち上がったflex.orgですがリンク用の Official Website Buttonができていました。
とってもシンプルなものでリンクしやすいと思います。
ロゴや名前、バナー重要ってことで、s2flex2も通称とつけてバナー(Button)がほしいですね。
Flex.org - Official Website Button
http://www.onflex.org/ted/2006/07/flexorg-official-website-button.php
以前のエントリーでIntelベースのMacでFlash Player9がまだなくて嘆いていたのですが
Flex2.0のリリースとともにpublic Beta版がリリースされていました。
Flash Player 9 Public Beta
http://www.adobe.com/products/flashplayer/public_beta/
これまでMac版としてリリースされていたFlash Player 9はPowerPC版のみでしたが
上記のページでUniversal版のインストーラとアンイントーラがダウンロードできるようになっています。
早速ダウンロードしたところインストーラもUniversalアプリケーションになっていて
イントール後もRossetaを使わずにFlex 2.0アプリケーションがSafariで表示できるようになりました。\(^o^)/
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2006年07月06日
Flex 2.0のリリースとともにリリースされたFlash Player 9ですが
リリース後、製品によって同梱されているバージョンがすこしずつ異なっているようです。
製品および入手元 | バージョン |
---|
Flex Builder 2.0 | 9.0.15(debug) |
Flash Professional 9 ActionScript 3.0 Preview | 9.0.16(debug) |
download Center | 9.0.16 |
public Beta(MacOS X Universal版) | 9.0.18 |
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