Flex2.0は現在英語版だけがリリースされているので(日本語版はもう少し先ですね。)ドキュメントも英語のものが多いです。
そんななかmxmlcの使い方やコンパイルオプションについて日本語で解説しているエントリーがありました。
基本的な使い方や、コンパイルオプションについて一つ一つわかりやすく説明されています。
リリース時には気にしないといけないこともいっぱいあると思いますので必見です。
S2Flex2-Componentsのコンパイルでantでcompcを実行したりantを利用して国際化を試してみたりしていたので少しはわかっているつもりでしたが解説見て気にしていない(知らない)コンパイルオプションがいっぱいありました。
その中で気になったのは、変更されたものだけをコンパイルする設定でした。
compiler.incremental ビルド時に変更点されたファイルだけをコンパイルする設定。trueにするとキャッシュが作成される。
早速現在お試し中の国際化(ResourceBundle)テストプロジェクトで試してみました。
このオプションはコンパイルオプションではうまく指定できなかった(よくわかっていない)のでflex-config.xmlに以下の記述を追加して試してみました。
<incremental>true</incremental>
antを実行すると以下のようなメッセージが表示されてしまいました。(>_<)
[java] Failed to match the compile target with C:\Documents and Settings\user\My Documents\Flex Builder 2\Localize\Localize_344365.cache. The cache file will not be reused.
cacheファイルは作成されたのですが使われなかった様子。
Flex Builder 2に比べてantで実行するとコンパイル速度はずいぶん差があります。
その差を少しでも埋めることができるかと思ったのですが、今回の実験ではあまり変わらなかったようです。
今回は、単一のmxmlとcompcで作成したライブラリ、RSLとしてリンクしたライブラリで構成していました。別の機会に複数mxmlで構成される場合にどうなるか確認してみたいと思います。
今後のTODO:
・複数mxmlの場合の確認
・flex-cofig.xmlではなく、コンパイルオプションで指定する方法の確認
・Cacheが使われない原因(これはわかりそうもないですね...)
リンク:
◆nemu90kWw.の雑記
お名前なんて読めばいいのでしょう...
http://d.hatena.ne.jp/nemu90kWw/
mxmlcの使い方とコンパイルオプションを勝手に解説
http://d.hatena.ne.jp/nemu90kWw/20060716/p1#seemore
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