今回で13回目になるFlex2勉強会が2007/2/22にありました。
内容は以下の通り。
- DoltengでつくるS2Flex2アプリケーション by ひがさん
- 地図アプリに見るHTTPServiceとE4X by chisaさん
- FlexBuilder2+CFEclipse1.3+FusionDebug2 by Pepeさん
今回はサーバ連携の事ばかりで19:00から21:00過ぎまで約二時間強の勉強会です。
時間に遅れ、立ち見でしかもふらふらしていたので、メモもなにもないのですが覚えていることをつらつらと書いてみます。
DoltengでつくるFlex2アプリケーション
最初はひがさんによる、DntengでつくるFlex2+S2Flex2アプリケーション作成の紹介です。デブサミのリベンジ?としてDoltengでFlex2アプリケーションをサーバ連携も含めて簡単に作成するという内容。
最初の方は聞けなかった(遅れて参加)だったのですが、Doltengで生成してくれる機能と開発する流れを説明していました。
Eclipse + Flex Builder2+ Donteng構成で開発する場合は、面倒なことをpluginが自動的にやってくれることが多く、「〜をすることで自動的にやってくれます。」というフレーズが印象的でした。
- プロジェクトの作成(ここは聞いてないので推測です..)
- 画面の作成
- サーバコードの作成
- DataGridの表示
- 選択しているデータの表示
- データの更新
の流れでFlex2 + S2Flex2 + Seasar 2.4 + S2Daoを利用したCRUD(時間の関係でDはなし)アプリを作成していました。説明しながらでも一時間足らずでアプリケーションとしてできるのはいいのではないでしょうか、
私自身、すべての機能を試したことがなく、使い切っていない状態だったので今後の予習になりました。
Flex2におけるDoltengをつかったSuper Agileな開発はmxmlとASを分ける為に、ひとつのmxmlファイルにひとつのPageクラスを作成するというアプローチのようです。
最後の質疑応答では、自作コンポーネントで送出されるEventにも対応できるのか?Cairngormに対応するか?といったような質問がでました。
HttpServiceとe4x
次はchisaさんによる、HttpServiceとe4xについてです。FDS2はJavaでの実装で、もともと.NET系での開発が多かったchisaさんとしては、既存の資産を活かす手段とし
HTTPserviceやWebServiceとの連携で行っているとの事。
プレゼンの中ではHTTPServiceの受け取り形式を変更できるということをサンプルを含めて説明していました。
形式を変更するとどのように返ってくるのかをデータ例や自分自身のハマった経験などを交えてだったのでわかりやすかったです。
プレゼンをみて思ったのはAS3/Flex2でHTTPServiceやWebServiceを使うときには便利なe4xを使えって事でしょうか。
一通りの受け取り形式についての説明のあとは、写真の一覧を取得してTileListに表示。左側の地図には、写真を撮った位置を表示といったデモをしていました。
それだけでも十分すげーと思っていたのですが、その場で「これだけではつまらないので..」といいながら、(つまらなくないと思う..)xmlのデータをflex2側でフィルタリングして写真の撮影者でフィルタリングするコードを書いていました。
すげー。
デモで使ったアプリケーションは、一部を除いてソースつきで公開されるそうです。
今回は、HTTPServiceでしたがを見るとWebServiceでも同様のことができると思います。
注意する点としては、crossdomain.xmlの存在ですねぇ。いつもハマります。
すこし確認したかったことがあったのですが忘れていました。(T_T)/~~~
Eclipse3.2ではじめるColdFusion+Flex2開発
三番手は、PepeさんによるFusionDebugというColdFusionでつかうcfmlをEclipse上でデバッグ可能にするPluginとCFEclipseというEclipse上でCFMLを開発する為のpluginを入れたうえでの紹介です。
これで、Eclipse上でCF+ Flex2のデバッグができるようになり、IDEがひとつ(Eclipse)で済むようになるということです。(ですよね。)
プレゼンターのpepeさんは直前まで一番後ろでノートPCとにらめっこして作成していました。
時間の関係で駆け足だったのですが、PPT一枚にデモひとつ以上という構成だったと思います。
LiveHttpHeadersを使ってRemoteObjectで使われるHTTP通信のヘッダを表示などCFAdapterからFlex2をはじめた私にとっては、馴染み深いものがありました。
その後(もう前後関係は覚えていません..) RemoteObjectを使うときには、--servicesオプションでflex-services.xmlを指定しないといけないのですがこれをruntimeで読み込んで動作させるというデモを行っていました。
以前他の方法でservices.xmlを指定しない方法を示したエントリーは見たことがあったのですが、それとはまた違う方法のようです。資料や、デモコードが公開されたら、みてみたいもののひとつです。
最後はCFとFlex2のアプリケーションで、CF側、Flex2側にそれぞれbreakpointをつけて、両方ともデバッガで拾うというクロスデバッグのデモをしていました。
ネタというかプレゼン資料はもっと一杯あったようですが、クロスデバッグのデモを最後に終了。
以前自身のblogでおっしゃっていたようにColdFusionだけで一回分できそうなかんじです。
実際参加された方のなかでもCFのセッションが目当てという方がいらっしゃいました。
pepeさんはプレゼンターをする度にColdfusionも絡めて説明していて、ある意味○ドビさんより営業というか啓蒙活動をしているといった印象です。^^
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私も約一年くらい前の第2回で、webServiceとの連携をライブで行ったことがありました。
そのときには、10分でできるWebService連携としていたのに30分以上かかった上に、色々教えてもらいながらだった気がします。
言い訳といつもRemoteObject(AMF)ばかりで、WebServiceを一度も使ったことがなく
当日のPM3:00頃までまったく動作せず。完全に理解した状態ではなかったのでぎりぎりでなんとか仕上げた記憶があります。
それなのに..
今回の勉強会はすべてデモあり、しかも全員その場でコーディングありで皆さん手際よくデモをしていました。
sato-shiさんもそのときおっしゃていましたがSuper Agileな^^;勉強会という雰囲気です。
みんなすげー。そして濃い。
各人のやっている事のすごさに笑うしか無かったです。
参加者の方々も告知より1週間足らずの開催にも関わらず50人近く集まるし、プレゼンターの人も準備期間ほとんどなくてもあれだけのデモをみせるし、本当にある意味みんな変態^^;(いい意味でですよー。)
ついていけるよーに一生懸命やっていこうと思います.
次回はイベント駆動になりますので、日にちはまだ決まっていません。
でも3月中を予定しています。(はずです。)
#アンケートや資料(あるのかな^^)やサンプルなどが後日アップされると思います。
Flex User Group
http://www.fxug.net/
#プレゼンターの方々
ひがやすを blog
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/
chisa-to あれこれ
http://d.hatena.ne.jp/chisa-to/
Shigeru-nakagaki
http://shigeru-nakagaki.com/
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