先日のFlex 2勉強会が終わった後、質問された事があったので、メモとして残しておきます。
Q.Flex Builder 2(StandAlone)でantを実行するにはどうすればいいのでしょう?
A.JDTをインストールします。
Flex Builder 2はEclipseベースですが、Flexの開発をする最低限のフィーチャーしかインストールされていません。
Flex Builder 2以外は、Eclipse PlatformとEclipse RCPのみの構成になっています。
antは Pluginとしてはインストールされているものの、ant 自体をEclipseから起動するのに必要なJDT(Java Development Tools)が無いので起動することができません。
そこでソフトウェア更新経由でJDTを追加することで、Flex Builder 2(standalone)からantを実行することができるようになります。
しかしながらFlex Builder 2自体そんなに軽いソフトではないと思いますので、antを実行する為だけにJDTをインストールするということが得策なのかは?です。
私は、最初はPluginで使っていたものの、ある時点からstandalone版を使うようになりました。
深い理由はありません。
・起動時のロゴがみたい(ロゴ画像差し替えればいいぢゃん)
・Startページがみたい(ほとんど使ってないぢゃん。/plugin版だってでるぢゃん)
・起動したときのロゴをみたい。(アイコンかえればいいぢゃん)
くらいです。自分でツッコミいれることができるほど、StandAlone版にこだわる理由はありませんね。
Flex Builder 2 (日本語版)は、Eclipse 3.1.2 + jre1.4ベースで動作しています。
追加するpluginによってはJRE1.5を要求することもありますし、Eclipseも3.2ベースだと地味でも改善されている部分も多いので、不便な点もあります。
Flex 2.0.1とともにリリースされたFlex Builder 2.0.1はEclipse 3.2 ベースなので、起動時のJREをパラメータで指定すれば、JDK5.0も指定できるようになるので、そのような不便な点はなくなりそうです。
JDTの追加方法は以下の通り。
Flex Builder 2のメニューから[ヘルプ] - [ソフトウェア更新] -[検索およびインストール...]を選択します。
そこでインストールする新規フィーチャーを検索を選択して次へボタンをクリックします。
Eclipseプロジェクト更新サイトを選択して終了ボタンをクリックすると、検索結果として次のような画面がでてきます。
上記画面で、Eclipse Java Development Toolsを選択して次ボタンをクリックします。
ライセンス確認画面が表示されるので、使用条件の条項に同意する場合は、
「使用条件の条項に同意します」を選択して次へボタンをクリックします。
インストールするフィーチャー(Java Development Tools)が表示されるので終了ボタンをクリックします。
フィーチャーに関連するファイルのダウンロードが終わると、インストール確認画面が表示されるので、インストールをクリックします。
インストール後はFlex Builder 2を再起動すれば、build.xmlを選択して右クリックすると、 antの実行..と言うメニューが表示されるようになります。
そしてもれなく Javaプロジェクトも作成できるようになります。便利?ですね。
#全部書き終わった後に見つけたエントリー(>.<)
Flex Builder 2 - Ant support
http://www.peterelst.com/blog/2006/09/03/flex-builder-2-ant-support/
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