2007年04月23日
Flash CS 3の出荷とともにFlash Player 9がバージョンアップ(9.0.45)し、Flex Builder 2とのコンパチ用にmxmlcが利用するmxmlc.jarも更新されていました。
入れ替えた後に、恒例?のバージョンチェックをしてみると、以下のようになりました。
java -jar /Developer/SDKs/flex_201_patch_FINAL/mxmlc.jar -version
Version 2.0.1 build 159874
Hotfixよりは新しくApollo SDKよりは古いversionでした。
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2007年04月22日
AS3にはコンパイル時に解釈されるメタデータが数多くあります。
メタデータタグの使用 -- Flex 2
http://livedocs.adobe.com/flex/2_jp/docs/00001650.html
MetaData(Metaタグ)を使うと スクリプトの記述を減らす事ができてすっきりとする部分もあります。
MetaData を書くと楽できる部分はできるだけ楽をしたいと思う今日この頃。
そんな中blogのエントリーやオンライン雑誌?の記事などでMetaタグの事があちこちに書かれていたので、集めてみました。
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Flex 2には、sampleとして付属しているものや、blogなどで公開されているものなどさまざまなExplorerがあります。
Flex 2用になってからソースも公開されているものも多くあり、それを元に機能を追加したものが出たりもしています。
そんなさまざまなExplorerリンクを集めてみました。
1.Adobe Flex 2 Component Explorer
Flex 2Frameworkのコンポーネントを利用したサンプルをみることができます。
Flex Builder 2のスタートページ、Flex 2 SDKのサンプルとしても付属しています。
オンラインでみることができるComponent Explorer.
ここでは右クリックをしてもView SourceはでてきませんがFlex 2 SDK/Flex Builder 2ともにsamples/explorer以下に付属しています。
http://examples.adobe.com/flex2/inproduct/sdk/explorer/explorer.html
2.Flex 2 Style Explorer
コンポーネントのスタイルを画面上で指定しながらCSSを作成することができます。
2.0.1になってカラーピッカーがついたり、クリップボードにコピーしたりなどができるようになったようです。
Adobe Consulting作成です。
Flex Builder 2のスタートページにもリンクがあります。
View Source付き。
http://examples.adobe.com/flex2/consulting/styleexplorer/Flex2StyleExplorer.html
新機能については以下のページが詳しいです。
Adobe Consulting | User Experience Hub: New Flex Style Explorer: Jam-Packed with New Features
http://weblogs.macromedia.com/mc/archives/2007/02/new_flex_style.cfm
3.Realtime CSS Updater powerd by Flex2StyleExplorer
Pepeさんが作成したRuntime CSS updaterです。
まず最初にスタイルを反映したいアプリケーションからカスタマイズされたFlex 2 Style Explorerを呼び出します。
Style Explorerでスタイル変更をすると、呼び出し元のアプリケーションがリアルタイムで変更内容が反映されるというもの。
しばらく英語でしか公開されていなかったのですが、先日めでたく日本語での解説が公開されました。
Shigeru-Nakagaki.com: リアルタイム CSS アップデータ ツール
http://shigeru-nakagaki.com/index.cfm/2007/3/22/20070322-RealTime-CSS-Updater-JP
ソースはこちら。
Sources of Realtime CSS updater powerd by Flex2StyleExplorer
http://shigeru-nakagaki.com/index.cfm/2007/3/21/20070321-Sources-of-Realtime-CSS-updater-powered-by-Flex2StyleExplorer
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2007年04月16日
しつこくLive Cycle Data Services 2.5ネタです。
LCDS2.5付属のFlex 2 SDKを見てみると、いくつかクラスが追加されていました。
すべてを確かめた訳ではありませんが少なくとも以下の変更があります。
- mx.graphics.codecパッケージの追加
- mx.graphics.ImageSnapshot
- locale以下のresourceファイル
1.mx.graphic.codecパッケージ
新しく追加されたパッケージには、JPEGEncoderとPNGEncoderが含まれていました。
as3corelibリポジトリにはあるものの、中々公開されなかったものがFlex Frameworkに含まれる事になったのかもしれません。
S2Flex2のサンプルで作成したCameraApplicationも標準コンポーネントに置き換えられるかもしれません。
2.mx.graphics.ImageSnapshot
UIComponentのSnapshotを撮ってBitMapDataにするクラスのようです。
Pdf生成のサンプルに利用されていました。
3.locale以下のresourceファイル
ファイルがいくつか追加されていました。
日本語版に対応するにはまたいくつかのファイルを追加更新する必要がありそうです。
リビジョン違いでもこれだけ変更があるとついていくのが大変?かもしれません。(>.<)
まだ実際に使っていないのでそのうち試してみたいと思います。
Apolloの一日後に公開されたFDS2の後継であるLive Cycle Data Services2.5ベータですが、Flex Builder 2 でプロジェクトを作成してもbuild時にエラーが発生するという投稿がFxUGにありました。
しばらく、そうなのか..。むずかしいなと思っていましたがS2Factory for FDS2もあることですし、環境もそろってきたので試しにプロジェクトを作成してみました。
まずは、サーバ上でコンパイルするように指定してみたところエラーは発生しませんでした。sampleとして付属していたruntimeconfigのemployeeapp.mxmlも動作します。
次にページ表示時にアプリケーションをサーバ上でコンパイルする(ローカルコンパイル) を選択したところフォーラムに投稿されている内容と同じエラーが発生しました。
同じファイルをコンパイルする環境(サーバ or ローカル)で異なるようなので、調べてみたらFlex 2 SDKのバージョンが異なっていました。(以前のエントリー参照)
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2007年04月15日
今年は日本でも開催されるAdobe Max 2007のカウントダウンwidgetsが公開されていました。
North America,Europe,Japanそれぞれあります。3箇所全部出たい(行くではなく)と豪語してらっしゃる方もいますが^^; 取り急ぎ日本のだけ貼ってみました。
サイトだけではなくblogも始まっているとの事。
今年のテーマはどんなテーマなのでしょう。楽しみです。
Renaun Erickson » Adobe MAX Blog using Yourminis.com Countdown widget
http://renaun.com/blog/2007/04/05/211/
Adobe MAX 2007
http://www.adobemax2007.com/
Adobe MAX 2007(blog)
http://adobemax2007.blogspot.com/
flashrodさんのところで、Antを用いてApolloアプリケーションをコンパイルする方法がでていました。
その中で
Flex Ant Tasks の mxmlcタスクだとどうするんだろう? たぶん待ってればそのうちApollo対応したFlex Ant Tasksが出てくるんじゃないの。
というようにありました。
ちょっと前に、S2Flex2のサンプルアプリケーションであるflex2_exampleをリリースしたときに、Flex Ant Tasksでコンパイルできるようにbuild.xmlを修正したのでこれをベースにApolloアプリケーションでできるかどうかを確かめてみました。
結果的には、mxmlcタスクで以下のように設定することでコンパイルできました。
<load-config filename="${FLEX_HOME}/frameworks/apollo-config.xml"/>
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以前のエントリーでApollo SDK をインストールするとともにmxmlcのバージョンを調べました。
最新はApollo SDK をインストールした時に含まれているVersion 2.0.1 build 162628だと思っていました。
しかし現在入手できるもののうち、もう少しリビジョンアップしたものがありました。
Live Cycle Data Services 2.5に含まれているFlex 2 SDKです。
macbook:/Developer/SDKs/Flex/bin flex$ ./mxmlc -version
Version 2.0.1 build 162844
SDKとmxmlcの関係は以下のようになりました。
Flex 2 SDK | version |
Flex 2.0.1 | 155542 |
Flex 2.0.1 HotFix | 159086 |
Flex 2.0.1 (ja) | 159086 |
Apollo SDK | 162628 |
Flex 2 SDK(LCDS2.5 ) | 162844 |
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Matt Chotinのエントリー経由で知ったNapkinSkinをFlex似顔絵付きアドレス帳に適用してみました。
公開されていたFlex NapkinSkinは、日本語が含まれていないFontを指定していたので、そのまま使うと日本語部分が表示されなくなってしまいます。
そこで、仮に日本語部分を(インチキ)英語に置き換えて作成してみました。
Flex Applicationは、同じような画面のものが溢れているといった事もよくいわれる事ですが、CSSやSkinをちょっと入れるだけで雰囲気が変わります。
なおオリジナルのFlex似顔絵付きアドレス帳の動くsampleはOZACC.blogで公開されています。
http://blog.ozacc.com/webdbpress/vol37/wwwroot/AddressBook.html
見比べてみると面白いかもしれません。
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2007年04月14日
Flex 2でFDS2やLCDS2.5、WebOrbなどでrpcサービスを呼び出すときにはRemoteObject を使って接続しています。
しかし、このRemoteObjectは、Flex Builder 2やFlex 2 SDK でコンパイルするローカルコンパイル形式だとコンパイルするオプションに-service service-config.xmlを指定する必要があります。
以下例です。
-services "/Adobe/Flex Data Services 2/flex/WEB-INF/flex/services-config.xml" -locale ja_JP
この追加オプションなしでコンパイルしても、RemoteOjbectを使って接続できる方法が紹介されていました。
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2007年04月02日
Apolloは、Flex Builder 2.0.1の拡張だけなく、コマンドラインツールがApollo SDKとして用意されています。
コマンドラインツールといってもコンパイラはmxmlcにconfigファイルの指定ををflex-configからapollo-configに変えたもので、実体はFlexと同様mxmlcになります。
Flex2とApolloの違いはリンクするライブラリが異なっているようです。
|
Flex2 |
Apollo |
external-library-path |
libs/playerglobal.swc |
libs/apollo/apolloglobal.swc |
library-path |
libs
locale/${locale} |
libs/automation.swc
libs/flex.swc
libs/framework.swc
libs/rpc.swc
libs/utilities.swc
libs/apollo/apolloframework.swc
locale/{locale} |
Adobe LabsにはApollo公開当初よりドキュメントが増えて(気づかなかっただけかもしれませんけど..)Apollo SDKのセットアップについてもありました。
Flex Builder 2の拡張機能では、Flex 2 SDKとApollo SDKが別々のディレクトリに作成されていたので同じように解凍したのですが、よく読んでみると同じディレクトリに上書きするとあります。
そこでひとつづつセットアップしてmxmlcのバージョン変遷を見てみました。
最後Apollo SDKをインストールした後のバージョンは以下のようになりました。
C:\dev\Flex_2_SDK\bin>mxmlc -version
Version 2.0.1 build 162628
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