ApolloからAIR(Adobe Integrated Runtime)に名称が変更となると共にDreamweaver CS3用の機能拡張が公開されました。
この機能拡張を入れると、
- application.xmlの作成
- AIRファイルへのパッケージング
- htmlファイルをAIRアプリケーションとして実行
ができるようになります。
この機能拡張はDreamweaver CS3専用で英語版のみでテストされているとのことです。
英語版のDreamweaver CS3トライアルを入れた環境があったので試してみました。
Dreamweaver CS3 用のExtensionを導入すると、サイトにあるファイルをAIR Applicationとしてパッケージングすることができました。
AIRアプリケーションひとつにつき一つのサイトを設定する事を想定しているようです。
AIRアプリに必要な情報を入力することでapplication.xml を作成して、AIRファイルを作る事ができます。
作成したHTMLをプレビューメニューからAIRアプリケーションとして実行する事ができました。
Adobe AIRのベータでは、javascriptのpromptは使う事ができなかったり日本語の表示にも問題ある記述がありますが、既存のAjaxベースのアプリケーションを作成されているような方にはちょっと手を加えるだけで、AIRアプリケーションにする事ができるように思います。
ドキュメントにでているサンプルをみると"AIRAliases.js"をloadすることでよく使うであろうAIRのAPIを簡単に呼び出せるようにしているようです。
#ここでAirのRuntimeとExtensionをdownloadすることができます。
AIR:Dreamweaver CS3 Extension - Adobe Labs
http://labs.adobe.com/wiki/index.php/AIR:Dreamweaver_CS3_Extension
#Live Docsにあるドキュメント
AIR Extension for Dreamweaver
http://livedocs.adobe.com/labs/air/1/devappshtml/help.html?content=AIR_extension_01.html
#上条さんによる、AIRの解説.Dreamweaver CS3の機能拡張は英語版のみでテストされているとのことです。
akihiro kamijo: Adobe Apollo 改め Adobe Integrated Runtime (AIR) パブリックベータ開始
http://weblogs.macromedia.com/akamijo/archives/2007/06/adobe_apollo_ad.cfm
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