Adobe AIR1.0のUIやインストールは英語版のみリリースされる予定になっています。
正式な日本語版は、来年の1.xとの事なので、しばらくは英語版になりそうということで
メニューの雰囲気でもと思い日本語化してみました。
Edit(編集)メニューは、ほとんど日本語化されたのですが、アップルマークの右側アプリケーション名が表示されるメニューはHide Others,Show All以外は英語メニューのままでした。
AIRアプリケーションは、インストール時にAIRファイルを展開しアプリケーションとしてwrappingしているような動きをしています。
そのときにAIRファイル毎の名称をそのままアプリケーション名にしています。
Test.airならアプリケーション名はTestになります。
そのせいか、すべてのメニューを日本語化することはできませんでした。^^
実際に行ったのは、AIRのフレームワークにあるnibファイルをInterface Builderを用いて編集しました。
編集後、AIRのResourcesフォルダ以下は下図のようになりました。
Adobe AIRのランタイムは、Beta版からユーザ単位のフォルダにインストールされています。
/Users/<ユーザ名>/Library/Frameworks/Adobe AIR.framework/Versions/1.0.4/
上記のResource以下にある2つのnibファイルを編集しました。
- MainMenu.nib
- ContextMenu.nib
上記ファイルを直接変更する事でメインメニュー(中途半端ですが..)と右クリック時のコンテキストメニューを日本語化することができました。\(^o^)/
でも直接編集と日本語でしか表示されなくなってしまいます。
言語環境によって変化するように他言語対応ができるかを試してみます。
結果は以下の通り。
MainMenu.nib
Resources以下に無いと、アプリケーション起動せず。 他言語対応はBeta1では難しそう..。ContextMenu.nib
English.lprojと Japanese.lprojを作成してContextMenu.nibを各フォルダに入れてアプリケーションを起動して確かめてみます。■Resources直下にある時
これが一番優先されるようです。
■English.lproj/Japanese.lproj以下にそれぞれContextMenu.nibがあるとき
English.lprojのファイルが使われる。
Japanese.lprojのファイルは使われないようでした。
■Japanese.lproj以下にContextMenu.nibがあるとき
English.lprojが無いときには、Japanese.lproj以下にあるものが使われる。
何を設定すれば、OS設定した言語環境のファイルを利用するのかは分からずじまいでした。
分かった事:
- MainMenu.nibを編集するとメニューの一部のみカスタマイズ可能
- ContextMenu.nibは多言語対応はしてそうだが、Englishが優先される
- 勝手日本語化は難しい上に割に合わない^^;
アプリケーション自体は動くようなので、Runtimeの日本語化は1.xに期待したいと思います。
#Apollo mini Campの時に、1.0では英語版のみの提供といっていました。
#日本語アプリケーションは動くといっていました.
CodeZine:「クリエイティブなことは日本から始まる」 Apollo開発者独占インタビュー(アドビ, Apollo)
http://codezine.jp/a/article/aid/1403.aspx
#Adobe AIR FAQ日本語版
GIZMO Community : B-Wiki - AIR:デベロッパーFAQ
http://gizmo.anthill.jp/fgug/modules/bwiki/index.php?AIR%A1%A7%A5%C7%A5%D9%A5%ED%A5%C3%A5%D1%A1%BCFAQ#a1_9
#原板はAdobe Labsにあります。
AIR:Developer FAQ - Adobe Labs
http://labs.adobe.com/wiki/index.php/Apollo:developerfaq
この記事に対するコメント