以前のエントリーでpluginの存在紹介だけした、Flex Buidler 3からの新機能の一つであるData Wizardsを試してみました。
DataWizardはRoadmapによるとM3(Beta2)での予定になっていますが現在Adobe Labsで公開されているM2(Beta1 build 3.0.1.72437)でも一部実装されているようです。
このDataWizard機能については、TedさんのblogにもCRUD Wizardとして紹介されています。
Flex Builder 3で追加されたメニュー。Eclipseのアイコンに似た雰囲気です。
メニューを選択すると、データベースの接続先と、テーブル、プライマリーキーの設定ができるようになっています。
上記でConnection欄の横にあるNew..を選択するとデータベース接続設定を新規に作成できるようになります。
いくつか選択する事ができますがSimple MySQL WizardとDerby Embedded Databaseの2つを選択して設定しました。
Oracleやhsqldb,H2などは用意されていませんでした(>.<)
SQL Model-JDBC Connectionを選択して自分でJDBCDriverを用意すれば設定できるかもしれません。
次はサーバサイドのコード生成の設定です。
作成先のプロジェクトを選択することができます。
ここでは
ここで指定したプロジェクト以下にPEARとともにxmlでテーブルにアクセスするphpのコードが出力されるようになります。
サーバサイドが終わるとクライアントサイドの設定です。
DataGridに表示する項目の設定(Colmns included in the master)と検索条件に使う項目(Filter Colmn)を指定します。
これで完了になります。
完成すると、データGridに一覧としてデータが表示されるようになります。
また+ボタンでデータの登録を、ゴミ箱でデータの削除ができるようになります。
下のテキストエリアにフィルタ条件を入力して虫メガネボタンで先ほどのWizardでFilter Colmnの項目でフィルタすることができます。
カラムがeditableになっているので、データの更新を行うことができます。
+ボタンで新規入力の画面に切り替わります。
もともとM3以降の機能として予定されているのですが、文字がかけていたり選択できるものが限られたりしているものの、一通りアプリケーションが作成できるようにはなっているようです。
Flex Builder 2の時にはColdFusion Extensions for Flex BuilderとしてColdfusionをサーバサイドにしたwizardが付属していました。
Flex 3になってサーバサイドのコードを拡充していっているものの、クライアント側(Flex側)は、ColdFusion Externsionが出力するものより少し寂しい感じ(シンプルともいう..^^)になっているように思います。
Flex3が正式にリリースされる頃には、もう少しColdFusion Externsionsが出力するコードに近いものになっているのでは?と予想しています。
# 更新が滞っていてトップページが空になっていました。orz..
# あわてて7月に走り書きをして下書きになったままのエントリーを公開した次第です..
# Flex Builder 3の予定を参照することができます。
Flex Builder 3 Planning - Flex Open Source Information and Bug System Instructions - Adobe Bug System Information
http://flexwiki.adobe.com/confluence/display/ADOBE/Flex+Builder+3+Planning
#Beta2ではWSDLやASP.NET用のも付属して強化されるようです。
Ted On Flex: Flex 3 Beta 2 - CRUD Wizard for ASP.NET, PHP, JAVA and WSDL Introspection
http://www.onflex.org/ted/2007/09/flex-3beta-2-crud-wizard-for-aspnet-php.php
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