Flash Player10での新機能のひとつである、RTMFPを使ったP2P(Peer2Peer)がCocomoで使えるというエントリーがありました。
このエントリーでは、Flash Player 10 + RTFMP =P2PではなくC2C(client-to-client )というように表現しています。
Cocomo アプリケーションを作成する際に利用する認証を、AdobeHSAuthenticatorにしてprotocol="rtmfp"と指定することで利用できるとの事。
<rtc:AdobeHSAuthenticator userName="[username]"
password="[password]" protocol="rtmfp"/>
実際にエントリーにあるサンプルを動かしてみました。
サンプルは、AudioSubscriberと、AudioPublisherを使ってマイクの音声を別のクライアントに配信するというもの。
PublisherとSubscriberがあるので、ひとつのブラウザでエコーが返ってくるかと思ったのですが動作しませんでした。
そこで複数ブラウザを立ち上げて確認したところ、マイクの拾った音声がスピーカーから出てきました。たくさん開くと、その数だけエコーが返ってきてやまびこのようになりました。^^;
動作確認がなんとなくできたところでせっかく?のFlash Player 10なので、codecをspeexに指定できるかどうか試してみました。
<rtc:AudioPublisher id="audioPub" codec="{SoundCodec.SPEEX}" />
コンパイルも正しくでき、音声も返ってきます。しかしながら音声は保存していないので、実際にspeexでencode/decode されているかは確認できませんでした。
- Cocomo/Stratus+Flash Player 10でC2C接続
- Cocomo+FlashPlayer 10のSpeex
でどんなこと、どんなサービスができるか、楽しみです。
Collaborative Methods: Try RTMFP and Client-to-Client Direct Streaming, With FP10 and Cocomo, Today!
http://blogs.adobe.com/collabmethods/2008/12/try_rtmfp_and_clienttoclient_d.html
CocomoのeSeminorを録画したものが公開されています(2008/07のものです)
http://my.adobe.acrobat.com/p69628987/
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