Flex Builder の次期バージョンである、Flex Builder Gumbo(Max 2008 Preview)には、(ようやく)Package Explorerが導入されるようです。
Eclipse JDT(Java development tools)ではおなじみの機能がFlexのプロジェクトでも使えるようになりました。
このPackage Explorerは、Flex Package Exploprer と言う名前で
Flex DevelopmentではDefaultのViewとして使われます。
ソースコードをパッケージ単位で表示ができるようになった事で、これまでフォルダ階層が深くなって見にくかったのが解消されすっきり表示されるようになっています。
またコンパイル時に使用されるライブラリ(swc)がまとまって表示され、含まれているパッケージ、クラス、プロパティ、メソッドなどを確認することができます。
クラスは、拡張子が.abcとなっていて、ソースの添付があるswc であれば該当するソースをFlex Builder Gumbo上で見る事ができます。
ソースやライブラリはだいぶ見やすくなりましたがFilterはあまり進化していない模様。
フィルタ設定画面でフィルタできる項目は.(ドット)から始まるファイルのフィルタしか有りません。
一方JDTでは以下のようにフィルタできる項目が.(ドット)から始まるファイル以外にもいくつか用意されています。
閉じているプロジェクト(Closed Project)や空のパッケージの表示、Fieldsなどをフィルタすることができるようになっています。
この辺も強化されるとうれしいところ。
これからに少しだけ期待しておく事にします。
このFlex Builder GumboのPreview版、Adobe Labsにはアップされず、Adobe Max Japanの会場で一部のセッションで配られるDVDで入手可能となっています。
- 1/29 14:20 - 15:20 B-2 Flash Catalyst (コードネーム'Thermo')のご紹介/Ryan Stewart
- 1/30 13:00 - 14:00 D-5 Flash Catalystによるワイヤーフレーム・アプローチのFlex開発フロー/轟啓介
DVDにはFlex Builder GumboのMac/WinのPreview版が収録されています。
手に入れたい方は是非^^;Adobe MAX Japanに参加して、上記セッションを受講するか、まわりをうろうろして入手を試みましょう。(うろうろするだけで配布してもらえるかどうかはわかりません)
また、Adobe MAX Japanにはコミュニティもセッションを持っていてFlex User Groupもセッションを担当しています。
実際にFlexの開発案件を多く経験している2人がFlexのコンポーネントについて話します。
こちらにも是非参加してみてください。
#Adobe labsにある、Flex Builder Gumboのページ
Adobe Labs - Gumbo MAX Preview
http://labs.adobe.com/technologies/gumbo/
#新機能や移行についてのドキュメントはこちら
Flex Gumbo MAX Preview Features and Migration Guide
http://www.adobe.com/go/learn_gumbo_featuremigrate_en
#Bug baseはこちら
Flex Bug and Issue Management System
https://bugs.adobe.com/flex/
# Adobe MAX Japanの参加はこちらから^^;
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