Adobe AIRで作られたアプリに少額決済機能を加えるShibuyaを試す

Adobe Labsで公開されているベータサービスのひとつである、コードネームShibuyaを試してみました。試すと言っても開発者としてではなく、利用者として使ってみる(買ってみる)方です。

開発者は昨年のAdobe MAX 09発表時点で北米・カナダのみ100名ほどの開発者が参加しているとの事で、日本はまだ先になるとの事。

ShibuyaはAIR Marketplaceで有料アプリのTry&Buyを可能にするサービスで、2010/5/29現在では16個のアプリケーションを購入することができます。
(3/22時点で12個だったので微増しているようです。)

Adobe MAXで配布された$5のクーポンをAdobe AIR Dayのときに頂いたので実際に体験してみました。

Shibuyaを採用しているAIRアプリケーション(Paid for applicationsにカテゴライズされているアプリケーション)もDownloadは、ほとんどのアプリケーションがTrial:YesとなっているのでこれまでのAIRアプリケーション同様に誰でも可能です。

違いは、起動時に試用期間と購入をする画面が表示されるところです。
CSシリーズの体験版の試用期間表示と若干似ているようにも見えます。

試用期間をすぎると、起動できなくなります。

I want to buy this applicationボタンをクリックすると、SIGN INのページに飛びます。

いつも使っているAdobe IDを入力すると、はじめてのときには、screenName を入力する画面が表示されます。

Thank You画面がでて..

購入画面が表示されます。クレジットカード、PayPal、Ultimate Game Cardの三種類が選べます。
クレジットカード、Game Cardともに入力項目が日本語で表示されていて準備ができつつあるようにも見えます。

Coupon card を使うのでUlitimate Game Card を選択してPINコードを入力します。

ここで問題なければ購入できたはずなんですが..
カードをよくみてみると、2009年の12/31に期限切れになっていた様で購入することができませんでした...。

というわけで実際の購入体験は失敗に終わったのですが、アプリケーションの外側から少額決済を可能にする仕組みとして開発されているように見えました。

実際の感想としては..

といったところでしょうか。
これからの発展とアメリカ、カナダ以外での展開に期待したいと思います。

Macromedia Centralってやっぱり早すぎたんだなぁと再度実感した試用体験でした。
いろいろな環境が整ってなかっただけで、技術的にはすげぇものだったんだなと思っています。

以下リンク
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#現時点での公式サイトはAdobe Labsのページです。
Adobe Labs - Shibuya
http://labs.adobe.com/technologies/shibuya/

#Techcrunchの記事。日本語の記事はあまり多くないです。
コードネームは「シブヤ」：Adobe、PlaySpanと組んでAIRアプリケーションに小額決済機能を実装
http://jp.techcrunch.com/archives/20100303adobe-taps-playspan-to-power-payments-for-air-developer-platform-shibuya/

#採用事例
THE SECOND TIMES : PlaySpan、Adobe AIR開発者向け収益化プラットフォームを提供
http://www.secondtimes.net/news/world/20100309_playspanshibuya.html

#日本でのAIR Marlet PlaceにあたるAdobe AIR Gallery.
#Shibuyaが日本で展開されるときは、ここに構築されるのかもしれません。
Adobe AIR Gallery
http://adobe-ria.jp/air/

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