続けてS2Flex2リリースのお知らせです。
Flex2/Flex3から各種AMF3gatewayに接続するComponentsである、S2Flex2-components-1.0.4-rc2/2.0.0-Beta2aをリリースしました。
1.0.4-rc2は、Flex2用で2.0.0-Beta2aはFlex3用になります。
主な変更点はこちら。
- サーバで発生した例外内容を受け取れるようにしました。
- Faultイベント発生時にbusyCursorを削除するようにしました
- Doltengが生成するようなメソッド単位でresult,faultのハンドラを設定するケースでrootCauseが取得できなかったのを修正しました。
downloadはこちらからどうぞ。
今回の変更点は、S2Flex2本体とあわせて更新することで、サーバ側で発生した例外情報がとれるようになります。これまでのリリースエントリーで何度も書いているので内容は割愛しますが、サーバ側のエラー情報がこれまでより少しだけ詳細にとれるようになります。
Componentsは1.0.4-rc1/2.0.0-Beta2を5/1に一度リリースしたのですが、変更漏れがあってAsyncToken経由でFaultを受け取るとrootCauseがnullのままになってしまいます。
method単位で処理を切り替える際には、メソッド呼び出しした際の戻り値であるAsyncTokenにResponderを指定して切り替えます。
var token:AsyncToken=service.doHogeHoge(param); token.setResonder(new RelayResponder(resultHandler(event),faultHandler(event));
Caingormを利用している方は、
<s2:S2Flex2Service id="srv" destination="hogeServic" result="event.token.resultHandler(event)" fault="event.token.faultHandler(event)"/>
のように記述するかもしれません。
上記のようなケースでは、rootCauseがnullのままになっていました。
1.0.4-rc2/2.0.0-Beta2aで修正してメソッド単位でResponderを指定しても例外発生時にrootCause経由で例外情報が取得できるようになります。
1.0.4-rc2では、Flex SDK 2の各hotfix(hotfix1/2/3)でコンパイルしたswcを同梱しています。バージョンにあったものを選んで更新してください。
2.0.0-Beta2では、Flex Builder 3(おそらく3.0.0 build 477)でコンパイルしています。build.xmlをつかったコンパイルはFlex3になったのでこれまでのjavaでcompcを呼び出す形式からFlex Ant Tasksを使うように書き直しています。
S2Flex2本体はSeasar2のバージョンや、Doltengを使って開発をする際などにあわせて選択していtだけます。
コンポーネントとの組み合わせは、以下のようになります。
Flex2のとき
S2Flex2-Components-1.0.4-rc2
+
S2Flex2-1.0.3-rc1(Seasar2.4.17以前のとき,Seasar2.4.9でコンパイルしています。)
S2Flex2-1.1.1-rc1(Seasar2.4.17以降のとき)
Flex3のとき
S2Flex2-Components-2.0.0-Beta2a + S2Flex2-1.0.3-rc1(Seasar2.4.17以前のとき) S2Flex2-1.1.1-rc1(Seasar2.4.17以降のとき)
これからもよろしくお願いいたします。m(__)m
S2Flex2
http://s2flex2.sandbox.seasar.org/ja/
S2Flex2-1.0.4-rc1をリリース:nod::ぶろぐ:RIA::Flex/AIR/Flash
http://www.noridon.net/weblogs/archives/2008/05/s2flex2104rc1.html
s2Flex2-1.1.1-rc1をリリース:nod::ぶろぐ:RIA::Flex/AIR/Flash
http://www.noridon.net/weblogs/archives/2008/05/s2flex2111rc1.html
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